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佳代様(26歳美脚看護師)

長編小説 ~佳代様との出会い~ ¥10,000 売り切れ

これは美脚看護師の佳代様との出会いのお話。彼女がまだ学生時代の頃、である。

動画をご覧になる際の興奮度が増します。ほぼ実話、です。今回は動画は28分あります。

 

 

 

いじめや成績不振から嫌になって高校を中退。飲食のアルバイトが長くなり、契約社員のような微妙な立場で私は働いていた。もともと大して要領がよくなくて何をやらせてもイマイチな私だったが、長い期間働いていればそんな低能でもそれなりには戦力になっている自負があった。

彼女がアルバイトとして来たのはその頃、だった。当時大学3年生、21歳だったと思う。切れ長の目、くっきりとした顔立ちにスラリとした長い手足とスタイル、すれ違ったら間違いなく二度見するくらいの美貌の持ち主だった。今もお綺麗ではあるが、当時はさらに異常なまでのオーラのようなものがあった。仕事中はよくポニーテールにしていたが、その姿が本当に色っぽくて、うなじのあたりから異常な量のフェロモンが出ているように感じた。大袈裟な表現ではなく、少なくとも当時職場にいたオス(私を含めて10人くらい)は全員彼女に惚れていたと思う。

しかも彼女にはその美貌を鼻にかけたりうまく利用するような素振りは一切なく、むしろ普通の女性よりも気さくで話しかけやすい雰囲気を作っていた。こちらのつまらない話にも積極的に相づちをうったり笑ったりしてくれる、天使のような女性だった。みんなが彼女に夢中だったし、彼女の気を引こうとしていた。

私としては彼女より数年も前からその職場にいるのをいいことに、彼女に手取り足取り仕事を教えようとかなり前のめりになっていた。今思えば仕事で彼女に頼られたいという不純な動機だったことは間違いない。そしてその愚かな思いは聡明な彼女にすぐ見透かされていたとは思う(当時は夢中で全く気付かなかった)。その度に彼女は美しくも真剣な眼差しで私の目を見て教えを乞うてきた。当時まだ女性ともお付き合いすらしたことのない私がその視線に耐えられることはなく、見つめられるとモジモジしながら視線を外すのが精いっぱいだった。

大前提を忘れてはいけなかった。所詮は高校中退の私と、高偏差値の有名私大に在籍している現役女子大生とではもともとポテンシャルが違ったのだ。彼女はものの数週間でほぼ不自由なく仕事をこなせるレベルになり、メキメキと実力と存在感を出す(もともとその美貌で十分に存在感はあったが、、、)ようになった。要は美人で性格もいいだけではなく、とてつもなく要領も頭もいい女性だったのだ。すべてにおいて次元が違ったのだ。さらに彼女は明らかに自分の能力が秀でていることが分かっているのにも関わらず一切それを態度に出さず、びっくりするくらい謙虚に振舞っていた。やや上から目線で教えていた私はものの数週間で彼女に追いつき追い越された。もう彼女には尊敬を通り越して畏怖・恐怖すら感じていた。

彼女はとにかく忙しくて、このアルバイトの他に大学での授業はもちろん、サークル、そして事務所に所属してモデル活動やローカルではあるが時折TV番組にも出演していた。事務所に入って活動していることは彼女自身は極力知られたくないような印象だったが、すぐにバイト仲間には知れ渡った。私も彼女の番組(深夜が多かったが、、)はチェックしていた。芸能人タレントあるあるだが、テレビよりも実物は数倍美人だった。

バイト中は規定の制服があるのでみなそれを着ているが、帰るときはもちろん私服だ。そしてとにかく彼女の私服姿を見られることだけが当時の私の人生の楽しみであった。今のようなスマホがあったら間違いなく盗撮していた自信がある。当時はもちろんないので彼女の私服姿を目に焼き付けて夜の自家発電の材料にしていた。彼女は華の女子大生らしく、とにかくおしゃれで当時でいうCanCam系のフェミニンな服装が多かった。スカートが多く、時には膝上のミニスカートで颯爽と帰っていく。サンダル、パンプス、ブーティ、ブーツ、色んな靴を履いていたがどれもきまってピンヒールだった。身長は確か162センチくらいでだが、常に7~8センチくらい、時には10センチくらいのピンヒールを履いていた。ドМ脚フェチの私にはもうストライク過ぎて、彼女とシフトが極力一緒になるようにあらゆる努力をしていた。

 

彼女が来てから3か月くらい。もうすっかり仕事には慣れ、というか現場で一番輝きを放っていた彼女。私服もキラキラ。ドМ根性に火が付いた。彼女の靴に踏まれたい、、、

 

実際に彼女に性癖を説明するなんてことは絶対にありえないので、次に私が考えたのは、代理人の処刑、であった。まさに今の原点である。自分の身代わりとでもいうべき虫(コオロギ)を彼女に踏んでもらう。さてそのためにはどうしたらいいか?いわゆる仕掛けクラッシュを考えた。ストーカーして彼女の自宅を割り出して彼女が通る道に仕掛ける。

実際に家は割り出せた。ストーカーとかでなく、話の中で彼女自身が教えてくれた。実際に現地に行ってみたが、閑静な高級住宅街で道も広く、虫を仕掛けて彼女にだけ踏ませるのはかなり難しいと考えた。

さて、、、どうするか。

そこで考えたのが彼女の靴に仕掛けること。

バイトで彼女が来た時に私物のピンヒールの靴底に生きたままの虫をテープで張り付けておく。それを知らないで仕事を終えた彼女が靴を履いたとしたら、、、???

 

ブチョ

 

頭の中で妄想しただけで股間に血が逆流するような異常な興奮を覚えた。もちろんバレたらすべて失う。最悪の場合、迷惑防止条例とか器物損壊か何かの罪で警察に捕まる可能性すらある。リスクは承知の上だった。彼女や他の従業員のシフトを調べ、しかけやすい日を見極めた。安いピンヒールを買って虫を実際に張り付けたりと、何回かシミュレーションもした。張り付けるだけでは靴の重みでつぶれてしまうこともあり、つま先側を少し浮かして靴を置く工夫が必要なことがわかった。また、ガムテープの方が粘着力はあるが、結局何をつぶしたのか外見からはわからないのでテープは透明なものにこだわった。コオロギも小さすぎると靴の重みに耐えられないので丸々太った大き目のものがいいことがわかった。

 

発案・計画から3週間後くらい。決行当日を迎える。

決行当日は確か肌寒い10月だった。いつもより少し早くバイト先に行き、彼女が来るのを待った。今からやることを考えると緊張が止まらず、怖さのあまり彼女が急にお休みにならないか?なんて矛盾した感覚に陥っていた。それくらい緊張していた。

そこへ、、明らかにピンヒールと思われる靴音!!

意識してないよ、と言わんばかりに自然を装って入り口に視線を移す。来た!! 相変わらずの圧倒的なオーラ。今日も超絶かわいい、、

と同時にその足元を確認すると、、、

ミニのフレアスカートのさらに下は、、

な、なんと、、ピンヒールの茶色のロングブーツ、、、今年初のロングブーツだった。

これは完全に想定外、、

ただオシャレな彼女はもともと季節を先取りする傾向にあったし、たまーに周囲をあっと思わせるような服装や靴を履いてくることがあった。周りの男どもの視線をもて遊ぶかのように。

まさに小悪魔、、な女子大生なのだ。

いつもの靴箱には入らない。彼女はすでにそれを想定していたようで、普通に玄関のところに脱ぎ捨て、といっても端っこによせて邪魔にならないように立て掛けた。手慣れたものだ。

うーむ、、どうしよう。靴の種類は想定外ではあるが、誰もいないタイミングで彼女の靴底に虫を貼り付けるというミッションそのものに変わりはないのではないか?

そういう結論に達して作戦続行とした。

シフトにもよるが一回のバイトでだいたい34時間で彼女はあがる。今回は3時間。あまりに早く仕掛けてしまうとブーツの重みだけで耐えられず死んでしまうかもしれない。死んだ虫を彼女が踏みつぶしても萌えない。美の絶対的な象徴である彼女に踏みつぶされて死にたいのだ。

ただあまり直前だと誰にも見られないで仕掛けるタイミングがないかもしれない。自分の仕事もある。このジレンマに頭を悩ませながら仕掛けるタイミングを考える。だいたい彼女が帰る1530分が頃合いだろう。

仕事に没頭しているうちに彼女が上がる30分前になった。ただ玄関付近に人がいる。ダメだ。

20分前、誰もいないけど手が空かない。ダメだ。

10分前、もう時間がない。けど微妙に人がいる。ダメだ。

5分前。チャンスがきた!誰もいない。でも佳代様が少し早く上がってきたら最悪である。仕掛けているところをモロに本人に見られてしまう。どーする?どーする?やめるか?次回にするか?また別な日にチャンスはあるはず。

こんな感情が頭の中をぐるぐる。

いや、ダメだ! 今仕掛ける!

カラダが勝手に動いた。カラダ中の血液が熱くなっている。股間は勃起など全くせず、緊張のあまり縮み上がっている。

隠していたコオロギの生存を確認して玄関にいき、佳代様のブーツを手に取る。ブランドはよくわからないが作りがしっかりしていてかなり高そうな雰囲気だった。靴底を確認すると雪国特有の鋭いギザギザの滑り止めがついている。以外と冷静に観察している自分に驚く。

まずは左足のブーツ。何回も練習した通り、ソールの真ん中に透明な粘着テープでコオロギを貼り付ける。優しく、優しく、テープで包んで貼り付けた。 ここまでわずか数十秒。まだだれか来る気配はない。同じようにして右足のブーツにも貼り付けた!想定以上に順調だ。

そして段差になっているところにブーツのつま先部分を乗せた。こうすればブーツの重みでコオロギが潰れることはないだろう。これも瞬間的にできた状況判断。

意外と誰も来なかった。ほっと胸を撫で下ろし、何事もなかったかのようにしてまた持ち場に戻る。

 

戻った瞬間にまた急激に心拍数が上がるのがわかった。

やった、、いや、

やってしまった。

もう戻れない、、

達成感と後悔の念が交互に波のように打ち寄せる。最初は後悔の念が強かったが、これからほぼ100%目撃できるであろう至高の瞬間を思うと次第に達成感とドキドキ感に支配されるようになった。

仕掛けクラッシュをやったことのある方ならばこのドキドキ感は共有してもらえると思う。仕掛けた対象物が女性に踏まれない、いわゆる空振りは仕掛けでは日常茶飯事。しかし今回は違う。直接靴底に貼り付けられているのだ。彼女に気づかれずにブーツを履きさえすれば100%成功する、いわゆるチートな仕掛けクラッシュなのだ。

 

さぁ彼女が帰る時間になった。もはや仕事どころではない。持ち場からはギリギリ玄関付近は見えないので、可能な限り見える場所を見極め、その付近でやるべき仕事を溜めておく。彼女が来た瞬間にそこに行けるように。

 

10分たった。まだかな、まだかな、、

 

もうドキドキが最高潮。

 

とその時!

来た!

同じ時間にあがる別な女の子と話しながら来た。

店内はお客さんの声やらなんやらで結構うるさい。かろうじて彼女達の会話が推測できる程度。この後どーする?みたいな会話の模様だ。

 

玄関に佳代様がきた。。

来た時と逆の手順で店内履きを脱いで所定の位置に入れ、立てかけてあるロングブーツを手にとった。まずは右足。友達と談笑しながらブーツにその長く美しいおみ足を入れファスナーを上げる。まだ左足だけの片足立ち状態だ。右足の彼は生きているはずだ。ブーツの靴底に儚い小さな命があって、必死に助けを求めているなんて彼女は今1ミリも想像してないはずだ。そしてブーツのファスナーを上げるや否やその右足を地面に、、、

 

ブチャ

 

残念ながら店の喧騒でそんな音は聞こえない。でも自分にだけ、聞こえた気がした。もう頭がおかしくなりそうだ。彼女にバレるかも、という心配はどこかに吹き飛んでいる。そんなこちらの興奮状態など彼女は知る由もない。ただ単に帰宅のためにブーツに履き替えているだけなのだ。続いて左足のブーツを手に取り同様に足を入れる。その時は右足での片足立ち状態だ。つまり最初の右足の彼は必死に佳代様の全体重を支えているはずだ。いや、自分の何万倍もの重さ、だった。彼女の愛を感じることもできずに一瞬で汁になっているか、、、

右足同様に手慣れた感じでファスナーを上げてそのまま左足も地面を踏みしめる。少し距離があるので靴底の様子まではわからないが、確実にブーツと地面の間には一切の隙間はないことはわかった。遠くからでも彼らの生存の可能性はもうないことはわかった。

ただただ神々しい。美しいでは足りない。

ミニスカートにピンヒールのロングブーツを履いた佳代様はもう、圧倒的だった。

そのまますぐに帰ってしまうと思い少しでも彼女のブーツ姿を目に焼き付けようとしていたが、予想外にしばらく立ったまま友だちと談笑している。なんて幸運なんだ。日頃の行いか。

彼女たちの話の内容は最初わからなかったが、2人して佳代様の服やらブーツやらを見ている。今年初のブーツ姿なので、どうやらその話のようだ。

「えー、佳代、もうブーツおろしたんだ?」

「ちょっと早いけどまぁ笑」

「イイね! やっぱスタイルいい子は何着ても似合うよねえ。」

「またまた! 褒めても何もでないよ 笑」

みたいな感じだろう(声までは聞こえなかったのであくまで推測)。ファッションモデルがやるように前から後ろをみせるようにかわいくくるりと回って見せる。その仕草、もはやかわいいを彼女に1万回伝えたいレベル。フレアのミニスカートが優しく揺れる。

もちろん、そんな談笑をしている女神のピンヒールブーツの靴底はめちゃくちゃな状況になっている(はず)。彼女がブーツに足を入れて体重をかけた瞬間に丸々と太ったコオロギは一瞬にして破裂して白い体液をテープの中にまき散らしてプレスされる。それだけにとどまらず、自分の何万倍もの重さを受け続けながら靴底のギザギザでひねりつぶされるのだ。
もはや彼らは生死どころか原形すらとどめていないはず。そのことを想像しただけで股間がはちきれそうだ、、、

自分の力では全く逃げられない強い力で拘束されて粘着質のテープではりつけにされ、その後数十分にわたりブーツの重みに耐えてギリギリだったはず。意識がもうろうとしていた中で突然ブーツごとはるか上空に持ち上げられ、軽くなったと思った瞬間に信じられない重さに襲われる。痛いと思う間もなく絶命し、情けない汁を垂れ流すゴミになる。そのはるか上では、足元で起きている惨状のことなど頭の片隅にもない美女たちが談笑にふける。これを想像しただけでもう、、、

 

そんな妄想が頭の中を駆け巡るうちに佳代様たちは外に出て行った。

私はまたすぐに持ち場を離れてつい数十秒前まで女神たちがいたあたりにいった。そして必死に彼らの生きた証を血眼になって探した。すると、、、あった。明らかにコオロギの足と思われるような体の一部が。そしてその周辺にシミ。特に雨天とかではなく床は完全に乾いた状態だったのも幸いして、明らかに彼らの体液とわかる痕跡だった。佳代様の全体重を一心に受けた戦友の生きた証、遺言だ。追悼の念などない。もはや彼には嫉妬の感情しかなかった。うらやましすぎた。

もしかして、、と思いドアを開けて外を見てみた。彼女の通ったと思われる道をさらに血眼になってさがすと、、、、

やはり、店からわずか10メートルくらいのところに、テープとともに全く原形のわからない、いや仕掛けた私にしかわからない、コオロギだったモノ、がポテっと落ちていた。おそらくブーツをはいた瞬間にまっ平につぶれて出た体液で、テープの粘着力が落ちて靴から剝がれたのだろうか?? それとも、歩いていて明らかに靴底の感触がおかしいから彼女にバレて、地面に強くこすりつけられて剝がされたのだろうか?? いずれにしても明確な証拠を手に入れた。世間から見たらただのコオロギの死骸だが、私にとっては女神から頂いた宝物、であった。すぐに回収し、自宅に持ち帰ることに。

 

 

衝撃的だった佳代様への仕掛けクラッシュ。その日の夜はくっきりと目に焼き付けたその場面を何回も頭の中で再生しながら自家発電をした。

人間とは、欲深いものだ。もっと欲しくなる。

一度成功したので大まかなノウハウはわかり、また計画することに。当時は彼女も頻繁にシフトに入っておりやろうと思えばチャンスはかなりあった。

何回やっただろうか?最初に成功してから2か月でだいたい56回くらい。

ことごとく成功した。ブーツ、ブーティ、パンプス、佳代様が履いてくるあらゆる靴に仕掛けた。

しかし。最後の6回目の時である。この時も最初と同じベージュのピンヒールのブーツだった。

いつものごとく彼女が帰る1020分前を見計らい、人目につかないタイミングで彼女のブーツに近付いた。そしてそれを手に持った瞬間である。

背後から

「あの、、やめてほしいんですけど、、」

心臓が飛び出そうという表現がこの時ほど適切なことはない。めっちゃくちゃビビった。

振り向くと、困惑とやや怒気を含んだ目つきの佳代様がいた。怒った表情も本当に美しい、、、

じゃなかった、それどころではない。店長にチクられたらクビ? あるいは警察沙汰なら器物損壊か何かで逮捕?

一気に頭の中がパニックになった。

幸い、現場は自分と彼女しかおらず、ほかに目撃者はいなかった。

「いや、、あの、、すいません、、」

「ちょっと、来て。」

今まで年上の自分には敬語しか使ったことのなかった彼女が命令する。

誰もこないであろう小部屋に誘導される。

「なんか先月あたりから私の靴にイタズラしてましたよね?? なんかテープみたいなのつけました?あの、、私、何か気に障ることしましたかね?」

「いや、、そんな、、え、、? テープ?」

「店から帰る時、靴底にいつもなんかくっついてるんですよ。何回も続くから絶対誰かの嫌がらせだと思って今夜は見張ってたんです! まさか⚫︎⚫︎さんだとは、、」

「え、、」

「とぼけないでください。正直に言ってくれたら誰にも言いませんよ?」

10才以上も年下女性に完全に駆け引きで主導権を握られる中年。

「す、すいません。僕がやりました。」

「やっぱり。普段はあんなに優しく仕事を教えてくださったのに、、私は感謝してたんですけど。」

「いや、、その、佳代さんを困らせたいわけじゃないんです、、」

「??  イタズラじゃないんですか? なぜテープをブーツにくっつけたんですか?」

「いや、、あれはテープをつけるのが目的ではないんです。テープにあるものをつけてたんです。」

「え、、あれただのテープじゃなかったんですか??」

「いやその、、生きたままのコオロギを、、」

彼女がテープの中身に気づいてないのならばシラを切ることも一瞬考えたが、あえて正直に告白して彼女のリアクションをみたい、というドM精神にも火がついてしまった。

「え?? あれなんか付いてたけど、、コオロギだったんですか? え、、なんで? 」

言ってしまった。リアクションを見たいという一瞬の快楽と引き換えに。

一瞬混乱した表情を見せたがすぐに彼女は笑顔で、

「フフ   え、、ちょっと待って、あれ私知らないで思い切り踏みつぶしちゃったよ? 笑」

え??  佳代様、笑って、、る??? 

「いや、その、」

「え、」

ここまで来たらもう観念しよう。佳代様に正直に説明した。自分は根っからのドMで女性に雑に扱われたいこと。特に脚フェチで小さくなって踏みつぶされたい願望があること。実際には自分が小さくなることはできないので、コオロギはその身代わりであること。

つぶらな瞳で真っ直ぐにこのゴミを見つめながら彼女は真剣に話を聞いて、この情けない性癖暴露の話に時折あいづちをうってくる。容姿だけでなく本当に美しい女性だ、、、

「うーーん、、ちょっとイマイチ趣旨がわからないけど、SMみたいなのですか? ムチとか^_^

痛いのが好きなんですか?」

こっちは観念して佳代様に完全に性癖暴露して、もはや精神的にはいっぱいいっぱい。彼女の気まぐれでこの事実を他人にバラされようものならば人生終わる、、、、そんなこちらの心の動きまではまだ届いていないようだ。

どうやら彼女は私の話には性的な要素を感じてないらしく、無邪気な彼女はこの話にむしろ好奇心を持ったようだった。それくらい、21才の美人女子大生にとっては虫を踏みつぶす行為と性的要素はかけ離れているのだろう。当たり前といえば当たり前か。

「え、じゃあ今度●●さんが虫を用意してくれたら目の前で踏みつぶしてあげましょうか? 笑

靴のままでよければ^_^

彼女からの、とんでもない発案だった。

どうやら私の「興味がある」という発言の趣旨を彼女はまだ誤解しているようだった。私がそれを見て性的な興奮をして射精にまで至るとは想像してないような彼女の口ぶり。しかし、せっかく協力的な今、変に訂正して性的な要素を出してしまったら絶対に拒否されるに決まっている。そう瞬時に判断し、私は興奮を隠しきれないまま交渉をする。

「え!! 本当ですか。めちゃくちゃ見たいです。目の前で、」

「虫ってコオロギ、、ですか?? 私、虫は苦手で触れないけど、、」

「靴のままでかまいません!!」

「んーー、、、それならいいかな? だけど汚れちゃう、、」

彼女にとって、足元で生きている小さな虫を意図的に踏みつぶすということの罪悪感は微塵もなく、それよりも靴底とはいえ自分のブーツが汚れないかといことの方が心配になるあたりはドMの人なら完全にツボ、である。

20年間この類の交渉をしてみて思ったことだが、若い女性の中には最初から虫の命をなんとも思わずに踏みつぶせる人が一定数いる。そしてこれは外見に依存しない。美女でも案外あっさりとやってくれたりするのだ。大切なのは真摯に話して信頼を得ること。いきなりお願いしても絶対に失敗する。

「でもどこでやりますか? さすがに人がいるところだと、恥ずかしいです。」

確かにごもっとも。自分の家で、なんなら土足でやって欲しいけど、ラブラブな彼氏持ちの女性に対して自分の家に来て?っていうのはさすがにデリカシーがなさすぎる。さて、どーしよう、、、

「じゃあ私の大学の自習室なら大丈夫かも。鍵も閉められるし。」

なんと佳代様からの助け舟!!

「あと、、、、」

「は、はい!! なんでしょうか??」

「お手当て、はもらえますかね?」

で、ですよねー、、他人の時間を奪うわけだから当然無料なわけはないよな、、

「も、もちろんです!! 一回3000円でいかがでしょうか??」

「え、、、」

「安い、ですよね。ご希望額は?」

2時間拘束されるなら5万は欲しいです」

ごごごごごご、、ごまん??!

ほぼ1か月のバイト代が吹き飛ぶ金額。彼女も私のシフト具合からだいたいの1か月のギャラを把握しているように感じた。ギャラ交渉になった途端、明らかに空気が変わった。

「なんかよく意味のわからない⚫︎⚫︎さんの趣味に付き合わされるわけだし、靴も汚れるだろうし、、」

1か月の労働で得た対価を、わずか2時間で彼女に吸い取られる。これこそドMの極みだ。

そんな損得勘定など、彼女の美貌と美脚の前では無意味に等しい。あっさりと私はその条件に承諾し契約は成立したのだった。

佳代様と出会った当時、それまでのバイトで貯めた100万円くらいの貯金があったが、結果として半年もしないうちに全て彼女に吸い取られた。

バイト中でも感じていたことだが彼女の適応力は凄まじく、1回目のプレイでほぼこちらの意図を理解してしまった。自分が踏みつぶすコオロギを目の前で見て、明らかに股間を膨らませ、ハァハァとキモい吐息であえぐ10才以上も年の離れた変態オヤジ。彼女のターゲットは、踏みつぶされて汁になったコオロギから、足元であえぐ変態の今にも破裂しそうな股間に移っていった。普段履きしているピンヒールブーツで容赦なく激しく踏みにじる。ブーツの表面は手入れがされていて美しいが、対照的にその靴底は常に汚れていた。佳代様は最初からそんなことなどお構いなしに私の股間や体、顔を踏みつける。時には靴底を舐めさせてきた。

特に私に靴底を舐めさせた時の彼女の表情は今までに見たことのないものだった。

彼女の奥底に眠るSが垣間見える。バイト中はあんなに優しくて真面目な彼女はそこにはいなかった。

彼女が足に力を入れれば入れるほど逆にどんどんと硬くなっていく股間。あまりの刺激で耐えきれずにパンツの中に大量の精子をぶちまける。

パンツにシミができるので毎回毎回隠していても彼女にはすぐバレた。そして軽蔑を含んだ笑い声が部屋に響く。

「靴でこすられてイクとか、意味わかんない 笑」

「本当にキモチワルイ」

基本的には一回のプレイで2時間まで、という取り決めをしていたのだがこちらが用意したコオロギを全て踏みつぶすか、私が射精をしたらその時点で終わり、という暗黙のルールがあった。

すると彼氏とのデートが迫っていたり、友達と約束がある時など早く終わらせたい彼女はタイムトライアル、と称して何秒で全員踏みつぶせるか?挑戦したりしていた。笑いながら何十、何百もの性犯罪者が彼女のブーツの靴底ですりつぶされた。

彼女にとってはもはやゲームに過ぎなかった。

虫、踏みつぶしゲーム、だ。

すごい時は買ってきてまだ小分けする前の段階、200匹くらい入った袋ごと30秒もしないですりつぶしてしまったこともあった。回数を重ねるうちに明らかに虫の扱いは雑になっていった。

しかしすぐに終わりは訪れる。

貯金が底をつき私に支払い能力がなくなったのだ。それがわかると、彼女は私を相手にしなくなった。

そうこうしている内に大学を卒業してバイトもやめてしまったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-佳代様(26歳美脚看護師)